せっかく新しい住まいになっても家族の距離が遠く感じてしまうような家づくりは私たちは、おすすめできません。
住まいに求めるものは人それぞれです。デザイン性?、プライバシーの確保?、設備のグレード?なにかを追い求めることで家族との距離を広げてしまうようでは家として大切な「器(うつわ)」の要素が抜けているように感じます。
便利になった今の時代は、家族1人1人が各個室でテレビ、電話、パソコンまで楽しむことができ、無意識のうちに家族同士の距離が広がっています…
同じ屋根の下で暮らす家族だから時間と空間を自然に共有できる家づくりにしたいと願っています。そのためにも「家」という大切な器づくりには工夫が求められています。
これから先、何十年も「くらし」を育む家だから時が経っても変わらず大事にしたいこと…「家族」ということを大切に想います。